優しい世界
絶えず流れゆく時代の中で
僕らはこの世界のこの瞬間にいる
どういうわけか日本にいて
どういうわけか北海道にいて
どういうわけかこの性で生まれた
どういうわけかこの顔で
どういうわけかこの人生を歩んでる
理由なく生まれたのか
何か理由があって生まれたのか
そんなことなんかも考えもせず
僕らは日頃一喜一憂しながら生きてる
なぜ自分なのか
なぜ自分として生まれたのか
ただ生まれてただ生きてる
本来、僕らは動物だ
この広い生態系の一部
自然があって動物がいる
僕らはその一部だ
何かしなければならないことなんかない
僕らは生きているだけなんだから
もしもこの世に神様がいたとして
何かしに来るために
この世に生まれたのならば
僕らはそのレールを歩いている
緻密に繊細にそして大胆に
そのレールという人生を歩んでる
あえて記憶をなくし
たくさんの伏線を用意し
過去の人生さえも巻き込んで
面白いエピソードにまとめ上げた
そう人生を捉えたら非常に面白い
この出来事も
あの出来事も
伏線があって何かに繋がってる
あの出会いもこの別れも
全て繋がっている
そう思えば人生は楽しい
僕らは気づかなければならない
これを自分で決めたんだと
人生は自分で決めたエピソードなのだと
気づいたその時から
このエピソードは楽しく回り始める
面白いのは
台本通りかもしれないけど
自分で全部決められるという
逆説的な側面を持つところだ
人生は台本通りか
人生は自分で決められるのか
僕はどちらも正しいと思う
台本通りだし自分で決めてる
僕らは自分の思い描いた通りの
そのイメージで現実を創ってる
自分で決めれるよすべて
楽しくもつまんなくもできる
つまんない今を楽しむこともあり
楽しい今を楽しむのもあり
どちらも自分を楽しんでるんだ
つまんない自分を楽しむ
苦しい自分を楽しむ
嫌だったらやめてもいい
楽しい自分を楽しめばいい
なぜこの世に生まれたのか
もしかしたら
そんなこと考えることさえ無駄なくらい
今を楽しんでしまえばいいのかもしれない
人生は素晴らしい
優しい世の中に僕らはいる
素敵な人たちに囲まれている
なんにも不自由なんかない
僕らに待ってるのは
素敵なプレゼントだけだ
受け取っていけばいい
よく考えて感じてね
いらなかったら捨てればいい
捨てていいよ
物も人も価値観も
欲しいものだけ持てばいい
それでいいんだ
優しいよ世の中は
あなたがそう思えば思うほどに
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