眼鏡をかけない景色
夜に眼鏡をかけないで外を眺めると
景色はいつもと違うものに変わる
信号は小さい花火のように煌びやかに
街灯や小さな光たちも
現実のものより大きく美しく変化する
僕らはいつだって
よりいい自分になろうとする
目が見えないから眼鏡をかけるんだ
ちゃんとクリアにみたいから
より明瞭に正確に見るために
そんな現実社会
僕は思う
思った以上にこの世は美しい
予想外という言葉が正しいかもしれない
世の中は、僕の見ている世界は
僕の思考が創り出した世界
僕の創り出したこの世は
予想外に美しく、素晴らしく
温かいものだった
何を感じるかなのだと思う
今見ている世界をどの視点からみるか
それは自分の中にあるものでしかなくて
誰のものでもなく自分の中に答えがある
自分がどんな思考をするのかさえ
今の世の中の多くの人が知らない
自分のことなんか知ってるようで
1%も知らない人の方が恐らく多い
自分がどれだけ素晴らしく
どれだけ豊かで
どれだけ才能に溢れた人間かなんて
知る由もなく
ただ、生きている
だから世界は自分が創り出すとかどうとか
そんなことなんて
阿呆が言うことのように思われるだろう
でも本気でいうさ
眼鏡をかけないで観る世の中は美しい
混沌の中にいても
それはいつだって変わらない事実
僕らは自分を信じた分だけ
うまくいくんだ
自分の価値を自分で信じ続ける
価値は自分で決める
誰の決められるものでもない
自分だけがわかる本当の自分
いい加減そのくらい理解してきたよ
自分で自分を芯から認め、許し、愛し
そして信じて価値を認め続ければ
その先に見えるものは美しさだけだ
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